二年課程の日常

①小児看護学実習(学内実習でのプレパレーション)Part1

 小児科入院中の8歳の男の子が点滴を拒否している場面です。どうしたら点滴を受けてくれるかなと実習生は考えて、点滴を受ける必要性についてポケモンの絵を描いて説明しています。興味を持ってくれていますね。プレパレーションは子どもが入院や治療、検査を受けるときに行う、子どもの発達に合わせた説明や配慮のことをいいます。子どもの恐怖心や不安を最小限にし、その子なりに入院や検査に向かえるように、子どもの頑張りを引き出すことが目的です。小児である患者に試行錯誤しパンフレット作成をしており、充実した演習となったようです。

 

②小児看護学実習(学内実習でのプレパレーション)Part2

 小児科診察の場面です。何されるのだろう、嫌だ、怖いなと思っている3歳の女の子に、実習生はお医者さんごっこ遊びを提案し、聴診器をあてて一緒にお腹の音を聞いています。女の子は安心して診察が受けられそうですね。小児科の看護師の役割の一つであるプレパレーション。子どもの発達に合わせた説明や配慮し、小児期の特徴をふまえ、3歳の女の子に適した方法を模索し演習しています。その様子を見ていた教員Tも、診察を受ける子どもの母親のような気持になりました。