医療情報の共有化

同意を基に自分の医療情報が共有できます。  ゆけむり医療ネットは、別府市医師会を中心とした地域医療・保健・福祉を連携する医療連携ネットワークです。主に、二次医療圏で完結する医療連携を中心に、基幹病院と病院・診療所を閉鎖されたネットワークによって結び、紹介された患者の同意の基にリアルタイムに病院・診療所へ診療情報(画像・検査・薬剤情報・入院経過表など)を参照可能な地域医療連携システムを構築しています。このことにより、紹介元施設でのより適切な高度医療の理解と詳細な患者説明が可能となりました。
 医師会立の検査・健診センターでも、この地域医療連携システムへデータの提供を行っています。診療所から依頼された検体検査や健診センターに受診した特定健診、事業所検診、人間ドック、各種がん検診(肺がん、胃がん、前立腺がん、大腸がん等)、学童検診(心臓検診、小児生活習慣病健診等)等が基幹病院と同じように同意書をFAXすれば、健診データ、画像、心電図、各種所見レポートが閲覧できる。かかりつけの患者が健診を受けて精密検査が必要となり、基幹病院へ精密検査のために紹介受診するという一連の医療情報が、時系列に閲覧できるため詳細な患者説明が可能となります。


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在宅医療と介護をつなぐツールとして


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ICTツールを活用し、人の連携を促進  医療と介護を繋ぐ事を目標に多職種連携をテーマに人との連携構築を重要視し、主治医との一般診療を妨げないITを用いた連携ツールの導入に関しては、医師会業務で使っているグループウェアとファイルメーカーで独自に開発したツールを使っています。

医療情報のICT化を積極的に推進

処方箋の電子化に向けた検討のための実証事業に参加  平成24年~25年度においては、厚労省の「処方箋の電子化に向けた検討のための実証事業」に参加し、処方箋情報を電子化して保存する際に医師と薬剤師による電子認証と署名に保健医療福祉分野公開鍵基盤(HPKI)を用いて真正性を担保し、紙で保存することとなっている処方箋を電子化した場合にどのようになるかを実証しています。


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