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インフルエンザ;冬のカゼの代表です。別府では毎年1月から2月にかけてA型が、2月から3月にかけてB型が流行するようです。症状は二峰性の発熱(高熱)、頭痛、関節痛や筋肉痛(子どもにもよく見られます)、その他に嘔吐や下痢を伴うこともあります。インフルエンザの特徴は気管支炎や肺炎を起こすことが多いことです。時に中耳炎を併発したり脳炎などを起こして重症化することがあります。
予防:ワクチンを12月くらいまでに済ませましょう。 |
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嘔吐下痢症(白色便性下痢症);冬に乳幼児を中心として流行する吐き下しの風邪です。ロタウイルスなどが原因となります。発熱、嘔吐下痢のため強い脱水症状を起こします。脱水の予防、治療のためぬるめのお茶などをほんの少しずつこまめに与えることが大事です。特に乳児は早めに受診しましょう。 | ||||||
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気管支喘息;秋に最も発作が起こりやすいです。気温の変化や空気が乾燥するのが原因だと思われます。十分水分を接種してホコリやたばこの煙をすわないようにしましょう。予備の薬は必ず持っていて発作が出たら早めにかかりつけの先生を受診しましょう。 | ||||||
乾燥肌;秋・冬になると空気の乾燥に伴って子どもの肌もカサカサしがちです。普段のスキンケアが大事です。汚れをよく落とし、保湿のためにワセリンやクリームを適宜使用しましょう。特に肌の敏感な子どもには香料などが入っていない物を選びましょう。痒みが強かったりなかなか良くならない場合は受診をしましょう。 | ![]() |
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中耳炎;特に冬に多いというわけではありませんが、インフルエンザの余病として起こったりします。耳痛を訴える場合は耳鼻咽喉科を受診しましょう。夜間などで受診が不可能な場合は鎮痛解熱剤(いわゆる熱冷まし)で痛みを抑えるのもよいでしょう。耳だれが出ると痛みは落ち着きますが鼓膜が破れていますので早めに受診しましょう。 |